どうぶつ基金では殺処分前に保健所から犬や猫を救出し新しい家族を見つける活動の支援をしています。
だけど、新しい家族に迎えられる猫はたった1割。とても悲しいことですが、ほとんどは殺処分されます。
殺処分の方法はガス室です。罪なきどうぶつたちは大変苦しみながら死に至ります。
だから、もっともっと助けたい。一日も早く殺処分ゼロの日本にしたいのです。
公益財団法人どうぶつ基金は、犬や猫とヒトが共生できる社会を目指して、1988年からコツコツと活動を続けてきました。
保健所で殺処分される犬や猫をゼロにするために、全国で約6万頭の猫の
無料不妊手術を行ったのをはじめ、保健所で殺処分になる寸前に犬や猫の命を救うNPOの活動支援を行っています。
猫の楽園ともてはやされ、人口よりも多くなった島、猫が過剰に繁殖して野生化しゴミ屋敷になったアパートの一室、猫の過剰繁殖は、あとを絶ちません。強制退去のあとに残された罪なき猫たちには、
殺処分という最悪の末路しかありません。2016年、日本では4万5,574頭以上の猫が殺処分されました。
地獄のスパイラルをストップするために、すべての猫に不妊手術をしてあげることが解決策です。
しかし資金が足りません。
殺処分ゼロに本当に必要なこと
保健所に持ち込まれる迷い猫の約7割は産まれて間もない子猫。
そして9割の猫たちはガス室などで殺処分されます。
ノラ猫無料不妊手術「さくらねこTNR」は保健所に持ち込まれる猫の数を確実に減少させます。今までに約6万頭のさくらねこがうまれました。その甲斐もあって平成18年に23万頭だった全国の猫の殺処分数は4万頭台まで、80%も減少しました。
さくらねこ
「さくら耳」は不妊手術済のしるしです。日本のいろんな地域で、猫たちがふえすぎて迷惑をかけないように、ボランティアさんが獣医さんに運んで不妊手術をしています。この手術の時、麻酔中の痛くない間に、お医者さんがメスで耳先を桜の花びらみたいにV字にカットして、さくら耳にします。
これが不妊手術済みのしるしとなります。
※しるしがないと手術済みの猫がもう一度捕まえられて麻酔や開腹手術を2度される危険があるのです。
東京
空前の猫ブームといわれる現在、その陰で、過剰に繁殖した猫によって生活が破たんする“多頭飼育崩壊”が相次いでいます。
東京23区内の閑静な住宅街、保護した2匹の猫を飼育、不妊手術をしなかったばかりに妊娠と出産を繰り返し、気が付けば70匹、
飼い主の女性は下痢の糞尿が積み重なった床の上でつぶやきました。
「不妊手術さえ、していれば、、、。」
嘆いても、飼い主を責めても なにも解決されません。地獄のスパイラルをストップするために必要なことは不妊手術、どうぶつ基金ではこの家のリビングで、すべての猫に出張手術を無料で実施しました。
このような多頭飼育崩壊が急増しています。
命を救う資金が足りません。最悪の事態を避けるため、
あなたのご寄付を 今スグ!