三重県と連携して飼い主のいない猫の無料不妊手術等を行います(2019年度 第2回)

NEWS RELEASE date 2019 07.16

公益財団法人どうぶつ基金では、猫の殺処分数の減少や地域における飼い主のいない猫による糞尿被害等の問題の解決に向け、「さくらねこTNR」(TNR先行型地域猫活動)に取り組んでいる三重県と連携し、2014年度から飼い主のいない猫の無料不妊手術等を行っています。

2017年度から三重県動物愛護推進センター「あすまいる」において、本事業を実施しているところですが、2019年度第7回の事業を、次のとおり地域住民、ボランティア(獣医師を含む)、関係市町職員と連携して実施します。

1 日時
2019年7月24日(水)9時00分から17時00分まで

2 場所
三重県動物愛護推進センター「あすまいる」 津市森町2438-2
(電話:059-253-1238)

3 実施予定数
県内の飼い主のいない猫 90匹(予定)
※事前に対象とする地域と猫を決めて手術等を行います。

4 内容
飼い主のいない猫に次の処置を行います。
不妊・去勢手術、さくら耳カット、三種混合ワクチン接種、ノミ・ダニ・回虫の駆除、目薬、補液
※獣医療費等の一部をどうぶつ基金が負担し無料で実施します。

5 主催者
三重県、公益財団法人どうぶつ基金

6 本事業の実績
 2018年度の本事業の実績(全6回) 613匹(オス262匹、メス343匹、耳カット等のみ8匹)
 令和元年度(第1回) 155匹(オス73匹、メス82匹)

7 その他
(1)「さくらねこ」とは
不妊手術済みのしるしに、耳先をさくらの花びらの形にカットしたねこのことです。この耳のことを、さくら耳といいます。

(2)「TNR先行型地域猫活動」とは
猫問題のある地域で、まず先行して「さくらねこTNR」(Trap/捕獲し、Neuter/不妊手術を行い、さくら耳カットをして、Return/元の場所に戻す)を行うことで、さかり声・糞尿臭が激減し、さらに繁殖を防ぎ、猫問題を根本から解決する方法です。どうぶつ基金では、2018年度末現在で84,337匹(全国累計)のさくらねこTNR無料不妊手術を行っています。

(3)どうぶつ基金と三重県動物愛護推進センター「あすまいる」は、2017年9月に「さくらねこ不妊協働事業に関する協定」を締結し、今後も継続して飼い主のいない猫の無料不妊手術等を実施していく予定です。

■取材・本件内容についてのお問い合わせ先
・公益財団法人どうぶつ基金(兵庫県)TEL. 0797-57-1215
MAIL.contact@doubutukikin.or.jp.doubutukikin.conohawing.com
・三重県健康福祉部 食品安全課 生活衛生・動物愛護班  TEL.059-224-2359

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