相島さくらねこTNRプロジェクト 実施報告書
2021年3月15日~3月18日に実施した
相島さくらねこTNRプロジェクト 実施報告書が完成しました。
その後も、福岡県で活動されている団体様が、
取りこぼしの猫のTNRを進めていただいています。
その他にも
・えさ場の改善(風でトレーが飛ばないなど)
・えさの補給
・病気の猫のサポート
などなど相島のさくらねこたちを守る活動は続いています。
相島の猫たちは、多くの人たちに支えられて、以前よりはるかに健康を取り戻し元気に暮らしています。
相島の未手術猫等現況報告書が地元団体様(相島猫の会、SCAT)から届きました。
残念ながらまだ100%手術達成はしていません。
一部の飼い主さんが手術を拒否されている猫数頭と、捕まえられなかった飼い主のいない猫が数頭です。
島は、多頭飼育崩壊とよく似た現象が起こりやすいです。
はじめは数頭でみるみる数百頭に膨れあがっていきます。
ここで気を緩めず、大分県の深島のように「100%さくらねこ」を目指して頑張らなければ、
すさまじい近親交配の末、数年後の元の木阿弥になります。
どうぶつ基金も4月30日から5月3日にかけて、
「福岡ねこともの会」と共に相島で事後調査と捕獲漏れの猫の捕獲を行いました。
その時捕獲した4頭の猫は、
どうぶつ基金病院福岡に搬送して手術を受けました。
6月、福岡ねこともの会さんが相島から連れてきた黒猫ちゃん(飼い猫)は、
2ヶ月くらいの子猫が居たにも関わらず、もう、お腹の中には4匹の命を授かっていました。
3月の一斉手術の際に飼い主さんが手術を承諾していただいていたら
堕胎しなくて済んだのに残念で仕方がありません。
相島でのさくらねこTNR活動は、まだまだ続きます。
どうぶつ基金は皆様の期待に応えるべく、さくらねこTNRを加速して、殺処分ゼロを実現させます。
引き続き応援をお願いいたします。
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あなたの寄付でさくらねこTNRを加速させてください。
どうぶつ基金は全国からの自治体や愛護団体、個人ボランティアの要請を受けて、
さくらねこ無料不妊手術を実施してきました。
常に現場からの声をくみ取り、殺処分ゼロを築く第一歩となる点でも評価されています。
さくらねこサポーター ‐ どうぶつ基金
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