7月TNR地域集中プロジェクト大阪ご報告!
いつもどうぶつ基金を応援いただきありがとうございます。
いよいよ夏本番の季節がやってきました。
猛暑による暑さや台風シーズン到来も心配になりますが、
私たちは「待ったなし」の要望に応えるべく、
TNR地域集中プロジェクトを続けています。
夏の間の熱中症は予防が大切です。
こまめな水分補給や適度な休息など、体調管理に気をつけてお過ごしください。
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TNR地域集中プロジェクト大阪、7月のご報告
6名の獣医師が参加し、地元サポート団体のご協力のもと実施いたしました。
【7月18、19日】
獣医:山口(院長)、磯江、中野、西川、大塚、橋本
オス:72匹
メス:86匹
メス(妊娠):16匹
耳カットのみ:4匹
堕胎数:70
ボランティア数:7/18:13人、7/19:18人
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<行政枠で運ばれた猫>
橋本市役所:10匹
計:10匹
<一般、団体枠で運ばれた猫>
計:168匹
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7月は178頭のさくらねこが誕生しました!
執刀にあたるどらにゃんクリニックの中野院長。協働ボランティアの皆様との連携もばっちりです。
【地元サポート団体「大阪ねこの会」代表より】
いつもプロジェクトの日は雨が降る大阪でしたが、今回は真夏日になりました。
この暑い中、ボランティアさんの頑張りで、いつもより多くの猫さんが集まりました。
もう真夏だというのにまだ妊娠猫さんがいました。
できれば産ませてあげたいと誰もが思っていますが、
今は妊娠させないこと、増やさないことが何もよりも最優先だと頑張っています。
どうぶつ基金さんにご支援して頂き、皆様のおかげで、
今月も無事にたくさんの手術をすることができました。
本当にありがとうございました。
【スタッフより】
月4日~5日開院している福岡や宮崎と違い、大阪の開院期間は月2日。
1日の手術頭数も多くなるため、獣医師もボランティアも大忙しです。
そのようななかで、ご尽力いただいているボランティアの皆様や
獣医師の先生方には感謝しかありません。
本当にありがとうございます!
大阪でも7月に入り、妊娠猫が増えています。
6月は妊娠猫5頭、堕胎数19頭でしたが、
7月は妊娠猫16頭、堕胎数70頭でした。
堕胎に対して否定的なご意見があることは承知しています。
しかし、現状は「堕胎は可哀想」という言葉だけで
救われるほど甘いものではありません。
TNRに関わる人間はみな、自分の心を削りながら活動しているのです。
どうぶつ基金は、堕胎に関して包み隠さず情報を公開しています。
どこまでいっても正解のないシリアスな問題ですが、
ノラ猫たちが置かれている厳しい状況を
今一度考えるきっかけにしていただければ幸いです。
【どうぶつ基金病院大阪実績】
4月:157頭
5月:146頭
6月:171頭
7月:178頭
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累計:652頭
【次回のご案内】
8月14、15日
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3都市で集中的にTNRを行う「TNR地域集中プロジェクト(福岡・宮崎・大阪)」
どうぶつ基金がこのようなプロジェクトを実施できるのも、
皆様からの温かいご支援があってこそです。
どうか、これからも殺処分ゼロ実現のためにご支援をよろしくお願いいたします。
さくらねこサポーター – どうぶつ基金
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