8月TNR地域集中プロジェクトみやまご報告!
いつもどうぶつ基金を応援いただきありがとうございます。
今年は「3年ぶりに行動制限のない夏」だったそうです。
とはいえ、どうぶつ基金には夏を楽しんでいる時間はありません。
帰省やレジャーを楽しむ人の大移動が始まった8月11日~13日、
みやまで5回目となるTNR地域集中プロジェクトを実施しました。
私たちは、全国から届く「待ったなし」の要望に応えるべく、
徹底した感染防止対策の元、昨年度は3拠点、今年度は
熊本、みやま、宮崎、大阪の4拠点で毎月TNR地域集中プロジェクトを続けています。
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TNR地域集中プロジェクトみやま、8月のご報告
【8月11、12、13日】
どうぶつ基金獣医:山口(院長)、吉田、佐藤、石川、小島(ボランティア)、平出(ボランティア)
ボランティア:8/11:21人、8/12:20人、8/13:20人
手術数
オス:114匹
メス:119匹
メス(妊娠):22匹
耳カットのみ:4匹
※ 耳カットのみとは:麻酔後、ワクチン投与・ノミダニ駆除・耳カットをしたが、手術前に
不妊手術済であったことが獣医により確認されたため手術を行わなかった猫のことです
総数:259頭
堕胎数:86
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運ばれた猫の頭数(すべて行政枠)
みやま市:30
筑後市:30
柳川市:38
大牟田市役所:31
八女市:20
久留米市:34
筑紫野市:22
南関町役場:5
大川市:30
小郡市:9
宗像市:10
計:259頭
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7月は259頭のさくらねこが誕生しました!
毎朝、手術開始前にミーティングを行い、
安全に手術ができるよう連絡事項や注意点を共有します。
今日やってくる猫にとっては今日の1回がすべて。絶対に気は抜けません。
手術会場の整理整頓も欠かせません。
いろいろな作業がスムーズに進められるよう、
ボランティアさんが常に最良の状態にキープしてくれています。
いつもありがとうございます!
8月は6名の獣医師の先生方にご参加いただきました。
いつもご尽力いただき、ありがとうございます!
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出してほしいにゃ~、という声が聞こえてきそう。
もうちょっとだけ我慢してね。
こちらの猫ちゃんは落ち着いています。
君もさくらねこになって元気に過ごしてね。
みやまの病院では、毎月のTNR実施状況をお知らせしています。
こうやって順調にTNRを実施できるのは、多くの方のご協力があってこそ。
獣医師の皆様、ボランティアの皆様、活動を支えてくださる皆様、
いつも本当にありがとうございます!
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【みやま実行委員会より】
8月のTNRも無事に終えることができました。
全国の皆様のご支援で今回もたくさんのさくらねこが誕生しました。
心から感謝申し上げます。
猛暑のなか、ボランティアや地域の皆様のご尽力で
259頭もの飼い主のいない猫たちを捕獲することができました。
相談者の多くは、経済的に余裕の無い高齢の方です。
今回も、餌やりをしている場所で猫が増えていくことに
ずっと悩んでいたという高齢のご夫婦がいらっしゃいました。
今回、不妊手術をすることができ、これからは安心して
餌をあげることができると涙を流して喜んでおられました。
全国の皆様のおかげで、人も猫も救うことができている。
ボランティアとしてそのお手伝いができていることに感謝しかありません。
引き続き応援よろしくお願いします!
【どうぶつ基金スタッフより】
これまでの推移を見ると、2021年度の筑後での状況と類似しています。
9月は10%前後、10月からは妊娠率がぐっと下がると予想され、
10月から2月までの間に多く猫に不妊手術ができれば
2023年度の状況は大きく変わるはずです。
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どうぶつ基金病院みやま実績
4月:284頭
5月:397頭
6月:348頭
7月:394頭
8月:259頭
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累計:1,682頭
8月までの5か月で1,682頭がさくらねこになりました。
9月もこの調子で頑張りたいと思います。
【9月・10月のご案内】
9月8、9、10日
10月6、7、8日
★★ボランティア獣医師・協力病院を募集しています★★★
私たちと一緒に猫問題を解決しましょう!
◆ボランティア獣医師への
◆協力病院についてはこちら
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4都市で集中的にTNRを行う
「TNR地域集中プロジェクト(熊本・みやま・宮崎・大阪)」
どうぶつ基金がこのようなプロジェクトを実施できるのも、
皆様からの温かいご支援があってこそです。
どうか、これからも殺処分ゼロ実現のために
ご支援をよろしくお願いいたします。