10月TNR地域集中プロジェクト大阪ご報告!
いつもどうぶつ基金を応援いただきありがとうございます。
地域集中プロジェクトも残すところあと5回。
冬の足音が近づきつつあるなか、7回目のプロジェクトが
実施された大阪からご報告をお届けします。
私たちは、全国から届く「待ったなし」の要望に応えるべく、
徹底した感染防止対策の元、昨年度は3拠点、今年度は
熊本、みやま、宮崎、大阪の4拠点で毎月TNR地域集中プロジェクトを続けています。
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TNR地域集中プロジェクト大阪、10月のご報告
4名の獣医師が参加し、大阪ねこの会のご協力のもと実施いたしました。
【10月29、30日】
どうぶつ基金獣医:山口(院長)、西川、磯江、大塚
ボランティア:10/29:11人、10/30:10人
手術数
オス:74匹
メス:101匹
メス(妊娠):0匹
耳カットのみ:1匹
※ 耳カットのみとは:麻酔後、ワクチン投与・ノミダニ駆除・耳カットをしたが、手術前に
不妊手術済であったことが獣医により確認されたため手術を行わなかった猫のことです
総数:176頭
堕胎数:0 死亡:1頭
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運ばれた猫の頭数
(行政枠)
五條市:27
計:27頭
(サポート団体)
大阪ねこの会:48
計:48頭
(一般・団体枠)
計:101頭
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10月は176頭のさくらねこが誕生しました!
獣医師の先生方は言わば「さくらねこ」の生みの親。
この先、その命をまっとうする日まで元気に愛されて過ごせるよう、
我が子を送り出すような気持ちで手術が行われています。
獣医師の先生方が手術に集中できるのも、大変な裏方の仕事を
率先的にこなしてくれるボランティアの皆様がいてこそ。
本当にいつもありがとうございます。
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【大阪ねこの会より】
いつも、応援ありがとうございます。
今月は妊娠猫が1匹もおらず、私たちも気持ち的に楽な月でした。
風邪をひいて、鼻水がでていたり、眼が真っ赤な子がいなかったので、
心を痛めることもありあませんでした。
こういう時期に沢山の猫の不妊手術ができることは、
本当に良かったと思います。
これからどんどん寒くなると体調の悪い子もでてきます。
気候が穏やかな時期により多くの猫の不妊手術ができるように、
頑張りたいと思います。
【どうぶつ基金スタッフより】
TNRの勝負の時期ともいえる10月に入りました。
176頭の猫が「さくらねこ」となりましたが、
なんと、妊娠していた猫は0頭でした!
この時期に手術を進めることで、来年生まれてくる子猫は確実に減ります。
「TNRを継続すること」=「生まれてすぐに殺される不幸な命を減らす」
ことなのです。
来春、大阪各地で「子猫を見かけなくなったね」という声が聞けるよう
ここが踏ん張りどころです。
引き続き、皆様のご支援をよろしくお願いいたします。
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どうぶつ基金病院大阪実績
4月:135頭
5月:159頭
6月:206頭
7月:187頭
8月:201頭
9月:190頭
10月:176頭
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累計:1,254頭
10月は220枚のチケットが発行され、使用率は約80%でした。
昨年度と今年度の実施数を比較すると、9月以降、昨年度より実施数が
減っており、昨年度とは異なる推移となっています。
成果が出始めているのか、さらに猫が捕獲しづらくなっているのか…
TNRに適した時期を迎えるだけに、今後の傾向が気になるところです。
こういったデータを分析していくことも、どうぶつ基金の重要な役割です。
実施データを根拠に地域性を反映したTNRの実施計画などを作成できれば、
行政やボランティアの一助になることは間違いありません。
皆様のご支援で実施できている貴重なプロジェクトです。
何一つ、無駄にすることのないよう今後に繋げていきたいと考えています。
【次回のご案内】
11月26、27日
12月24、25日
★★ボランティア獣医師・協力病院を募集しています★★★
私たちと一緒に猫問題を解決しましょう!
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4都市で集中的にTNRを行う
「TNR地域集中プロジェクト(熊本・みやま・宮崎・大阪)」
どうぶつ基金がこのようなプロジェクトを実施できるのも、
皆様からの温かいご支援があってこそです。
どうか、これからも殺処分ゼロ実現のために
ご支援をよろしくお願いいたします。