3月TNR地域集中プロジェクト大阪ご報告!
いつもどうぶつ基金を応援いただきありがとうございます。
3月25日・26日、大阪で最後のTNR地域集中プロジェクトを実施しました。
プロジェクトとしてのご報告はこれが最後となりますが、
今後も大阪のTNR活動を全力で支援していきます!
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TNR地域集中プロジェクト大阪、3月のご報告
4名の獣医師が参加し、大阪ねこの会のご協力のもと実施いたしました。
【3月25、26日】
どうぶつ基金獣医:山口(院長)、西川、磯江、大塚
ボランティア:3/25:11人、3/26:13人
手術数
オス:55匹
メス:23匹
メス(妊娠):30匹
耳カットのみ:0匹
※ 耳カットのみとは:麻酔後、ワクチン投与・ノミダニ駆除・耳カットをしたが、手術前に
不妊手術済であったことが獣医により確認されたため手術を行わなかった猫のことです
総数:108頭
堕胎数:127
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運ばれた猫の頭数
(行政枠)
五條市:12
橋本市:14
計:26頭
(サポート団体)
大阪ねこの会:31
計:31頭
(一般・団体枠)
計:51頭
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3月は108頭のさくらねこが誕生しました!
プロジェクト最後といっても感慨にふけっている時間はありません。
どのような時であっても、いつも通り安全で丁寧な手術をー。
獣医師の先生方もボランティアも平常心です。
ボランティアさんの手によって、テキパキと手術準備が進みます。
みんな、頑張って!
目が覚めたら「さくらねこ」だよ。
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【大阪ねこの会より】
2年間にわたり、どうぶつ基金さんへご寄付を下さった皆様、
どうぶつ基金の皆様、毎月お手伝いに来て下さった皆様、
そして何より、会場へお外の猫さんを連れてきて下さった皆様、
本当にありがとうございました。
皆様のおかげで、たくさんの外猫さんが「さくらねこ」になりました。
今回で、TNR地域集中プロジェクトは終わりを迎えますが、
まだまだ「さくら耳」になってもらいたい外猫さんがたくさんいます。
今まで、やってきたことが、無駄にならないように
これからも続けて頑張っていきます。
本当に皆様ありがとうございました。
【どうぶつ基金スタッフより】
今月搬送された妊娠猫は30頭で先月の約2倍、妊娠率は57%でした。
新しい命を祝福してやりたい、元気に生まれてきて命を全うしてほしい、
それは誰しもが思うこと。
堕胎を伴う不妊手術は母猫の身体への負担も大きく、
できる限り避けたいと思うのもまた同じ。
しかし、何度でも書きますが、飼い主のいない猫を取り巻く環境は
そのような考えが通用しないほど厳しいのです。
生まれる前に消えてしまった命に対する贖罪の気持ちを忘れず、
信念と責任を持って自分たちがやるべきことをやる。
その先に「殺処分ゼロ達成」があるのだと思います。
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どうぶつ基金病院大阪実績
4月:135頭
5月:159頭
6月:206頭
7月:187頭
8月:201頭
9月:190頭
10月:176頭
11月:187頭
12月:131頭
1月:118頭
2月:127頭
3月:108頭
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累計:1,925頭
「継続は力なり」
TNRほどこの言葉が当てはまるものはないかもしれません。
すぐに効果は実感できないかもしれないけれど、根気強く続けることで
今生きている命を守りながら、猫問題を解決することができるのです。
この1年間、4地域で数多くの「さくらねこ」が誕生し、
地域のTNR活動を推進することができましたが、
プロジェクトを通して見えてきた課題もたくさんあります。
だから、どうぶつ基金はまだ立ち止まることはできません。
今後も殺処分ゼロ達成に向けて前進していきます!
★★ボランティア獣医師・協力病院を募集しています★★★
私たちと一緒に猫問題を解決しましょう!
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4都市で集中的にTNRを行う
「TNR地域集中プロジェクト(熊本・みやま・宮崎・大阪)」
どうぶつ基金がこのようなプロジェクトを実施できたのも、
皆様からの温かいご支援があってこそです。
どうか、これからも殺処分ゼロ実現のために
ご支援をよろしくお願いいたします。