危険!奄美ノネコ捕獲から譲渡までの短期間で3回の全身麻酔!

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「世界遺産を口実に、奄美や沖縄の猫を安易に殺処分しないでください!」

ノネコ管理計画によって、捕獲、収容された猫の譲渡認定者引き取りまでの流れ。

* 奄美猫対策協議会に電話取材した内容です。(取材日7月22日)

1 猫捕獲(鳥獣保護法):環境省実施

2 猫の収容(動愛法):ねこ対策協議会

3 麻酔1回目:ウイルス検査(エイズ、白血病)ノミ除け実施
※検査日は委託獣医師の都合により決定される

4 認定者公示(メール)(写真1枚、収容№、毛柄、年齢、性別、体重、ウイルス検査結果、その他特徴)
※今までは毎週金曜日公示だったが、捕獲があった時点で公示に変更

5 公示猫に希望者あり→マッチング(委任状により本人以外でも可)

6 麻酔2回目:不妊手術予約から実施:ねこ対策協議会が獣医師会に依頼(手術受け入れ病院は獣医師会が決定)
※不妊手術の予約が取りにくいことが発生しているため、マッチングから譲渡認定者までの引き渡しに時間を要することがある
術式:子宮、卵巣の全摘出 マイクロチップ挿入

7 引き取り日を認定者と調整

8 認定者引き取り
麻酔3回目:人慣れしていない猫には、麻酔をかけてケージに移し替える:

★捕獲された猫の所有権、管理責任はねこ対策協議会にあり、譲渡認定者が手元に猫を受け取った時点で譲渡認定者に移る。

また、ねこ対策協議会によると、捕獲から譲渡まで1週間としていることから、本来ならば1週間以内に全工程を終了していることが望ましい。

麻酔回数については、獣医師会に任せて決定している。

現在までの捕獲猫死亡事例

  • ミキちゃん:不妊手術時死亡
  • 壮齢オス猫:エイズ要請、収容された時点で弱っており治療を施したがねこ風邪により、不妊手術前に死亡(収容期間約20日)

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