私たちがオーガニックコットンを選ぶ理由
「ちきゅう部」を設立したのは、昨年4月のアースデイ。
さくらねこSHOPのチャリティグッズも
地球にやさしく、人にもやさしいオーガニック製品を採り入れてきました。
マエキタミヤコさんにお話を聞きました。
どうぶつ基金は、動物愛護の団体です。
団体といっても、民間のNGO(エヌジーオー:非政府組織)ですが。
「非政府組織」は、活動内容を自分たちで決める、独立した決裁権を持つ組織です。
省庁や行政の下請けをする従属的な外郭団体ではありません。
どうぶつ基金は、殺処分ゼロを目指すため、地域の犬猫を捕まえて
不妊手術をして元いた場所に離すTNR(ティーエヌアール)という活動を
実施するため、寄付金を集め無料TNRチケットを配布してきました。
日本のTNRのトップランナーとして殺処分ゼロを引き寄せるために、
いつも、この社会が「動物愛護」をもっと気にしてくれたなら、
もっと大事にしてくれたなら、と、いつも思っています。
動物愛護がもっと広がるには、どうしたらいいんだろう。
動物愛護は、はじめ総務省の管轄でした。でも平成13年の省庁再編で、
環境省に移りました。
飼っている動物と人間の関係も、人を取り巻く環境だから。
愛護動物も、もとをたどれば、自然環境にいたものだから。
犬やネコのようなペット動物と野生動物は違います。
でも都会に住み、なかなか野生動物と触れ合う機会を得ることが難しいなか、
ペット動物や地域猫などの動物たちは多くのことをヒトに教えてくれます。
ヒトとヒトではない動物の間でもコミュニケーションが取れることがあります。
動物が自分に甘えてくれたとき、
エサや水を喜んで食べたり飲んでくれたりしたとき、
ヒトは、自分の人生が豊かになった感覚がします。それは特別な体験です。
それはまるでヒトが、世界で自分たちだけ繁栄すればいいという誤った
独善的な考えに陥らないように、動物たちがコンパニオン(仲間)
してくれているようです。
自然環境からやってきて、人間の生活圏で一緒に暮らしてくれている動物が、
愛護動物、ペットです。自然環境のなかにとどまり、様々な事情で
人間と一緒には暮らせない動物が、野生動物です。
愛護動物、野生動物、人間との距離は違っても、どちらも大事ないのち、
人間の地球上の仲間です。
どうぶつ基金は、動物愛護の活動をするなかで、
愛護動物だけを対象として考えるのでなく、
野生動物も、動物だけでなく植物も、ひいては自然環境全体へ、
興味関心の幅を広げ、一緒に考えていくことにしました。
自然が壊れてしまったら、野生動物はもとより、人間も、ペット動物も、
生きていけません。野生動物にも、人間にも、ペット動物にも、
同じ持続可能性が必要なのです。
動物愛護と、自然保護は、どっちが上、どっちが下、という上下関係に
あるわけではありません。動物愛護の活動をしている人も自然環境への
知識や配慮を持っていてほしいし、自然保護の活動をしている人にも
動物愛護の知識や配慮を持っていてほしいのです。
いえいえ、もっというと、別々に活動をするのはもったいない気すらします。
動物愛護と自然保護、両方活動した方がいいことですから、
両方やっちゃおう!ということです。
いいことは、どんどん、やっちゃおう!
というわけで、動物愛護とTNRの活動を資金面で支えてきた人気の
どうぶつ基金のコットンTシャツも、地球環境の自然環境を守る、
生態系を守る、農薬を使わないで育てた、オーガニックのコットンで
作ることにしました。
これまで、地球上では、オーガニックでないコットンのために大量の農薬が
まかれていました。農の薬と書いて「農薬」なのですが、実のところ、
薬というよりは毒として、雑草や菌や虫を殺すためにまいていました。
ところが、このごろ分かったことですが、生態系とは、雑草や菌や虫が
支えていたのです。つまり、さあ大変!
儲かると思ってまいた農薬のおかげで、生態系が崩れ、コットン農家の人たちが
病気になりました。たくさん採れるはずだったのに、それほど採れず、農薬代や
種代の借金に追い詰められて、たくさんの自殺者が出てしまいました。
農薬を使わずに育てられたコットン(綿花)Tシャツが売れれば、
農薬をまかない畑が増えます。雑草や菌や虫を殺すこともなく、
農家の人の命も助けられます。
結局、農薬は自然の摂理に反した方法だったわけですが、目先の便利さに釣られ、
自然環境に悪いということがわかるまでにずいぶん時間がかかってしまいました。
時間はかかりましたが、もう明らかになったことなので。これからは、なるべく
農薬を使わないで作られた、自然環境へ配慮した、オーガニックの製品だけを、
お届けしていこうと思います。
オーガニックコットンで作っています。今だけ10%OFFセールはこちら
せっかく選んだオーガニックコットンで作ったTシャツですから、
包装にも気を遣って、自然環境へダメージを与えない、
マイクロプラスチックにならない、透明なフィルムで包みたくて、
探しているのですが、こちらはまだ見つかっていません。
それでも諦めずにしつこく探していきますので、どなたか手がかりでも
ご存知でしたら、ぜひ教えてください。
動物愛護のどうぶつ基金を支援してくださるみなさまが身に着けるものですから、
最高の最先端の自然環境保護商品にしていけるように、知恵をこらし、
日々努力しています。ぜひ、ご購入という形でご支援ください。
どうぞよろしくお願いいたします。
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動物愛護活動へのご支援をお願いします。