【ちきゅう部だより】ダメ!野生動物の餌付けと猫の置き餌
どうぶつ基金理事長の佐上です。
日本には多くの野生動物が生きています。
山や森だけではなく住宅街や都会にもタヌキやキツネ、ネズミ、イタチ、ハクビシンなどが棲息しています。
東京23区内でさえ鹿やイノシシが出没したというニュースが時々流れてきます。
野生動物は街の生ゴミや残飯、公園や庭の木の実、ネズミなどを食べていたりします。
またノラ猫に与えた餌を横取りすることもあります。
コンクリートジャングルで健気に生きるアライグマやハクビシンの愛くるしい姿を見ると、
ついつい食べ物を与えたくなるのが人情です。
でもこれはダメ!
餌付けをされた野生動物は繰り返し現れるようになって人目に付き、
行政に通報されて駆除の対象になってしまうことになります。
生態系のバランスも崩してしまい、彼らを苦しめることになるかもです。
つまりやさしい気持ちで与えた餌が、かえって動物たちの命取りになってしまうのです。
またノラ猫に与えた餌を片付けずに放置していると
野生動物が猫の残飯を食べにやってきて人目に触れ通報されて駆除、
殺処分されてしまう可能性があります。
そればかりではありません。
キャットフードは猫専用につくられたフードで栄養価がとても高く、
これを食べた野生動物には栄養過多で肥満になり病気になることもあります。
ネコも人も野生動物もしあわせに共生するために、
今日のお願いは3つ
・野生動物に餌は与えないでください。
・飼い主不明の猫たちには餌と水を与えてください。
・そして食べ終わるまで見守って残飯は持ち帰ってください
ノラ猫にご飯をあげるときは、きれいな器、きれいな水です。
わすれていけないのは、不妊手術(さくらねこTNR)をしてあげて下さい。
「いきものが自由でしあわせ」どうぶつ基金です。
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佐上邦久(どうぶつ基金理事長)
どうぶつ基金理事長が見た、 世界の現場! 見ると聞くとは大違い!
世界各地で野生動物の保護、虐待された家畜の保護など
さまざまな生き物を守る取り組みが行われています。
理事長自らが南極、アマゾン、アフリカ、ボルネオなど世界の活動現場にとび、
その実態を皆様にお届けします。
どうぶつ基金理事長は、 完全無報酬で理事長職に従事しており、
海外・国内の視察、 出張手術などの旅費はすべて理事長が個人負担しています。
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