人によって命の期限が決められ、殺処分を待つ犬や猫。
彼らに新たな飼い主を探す活動を支援するための助成金制度です。
助成金額は犬猫、共に一頭当たり7000円です。
どうぶつ基金では、全国各地の保健所等で行われている犬や猫の団体等譲渡制度を推進するため、新たな飼い主を探す活動を行っている団体または個人活動家の皆様に、助成金を給付する制度を実施しています。
団体等譲渡制度とは?
行政が運営する保健所等が、新たな飼い主を探す活動を行っている団体または個人へ収容された犬や猫の譲渡を行う制度です。譲渡を受けるには、各保健所への登録が必要です。行政とボランティアが協力することで、より多くの収容された犬猫に家族を得るチャンスを与えることができます。
※団体等譲渡制度の内容や登録要件は各機関で異なります。詳しくはお近くの保健所や動物愛護センターへお問い合わせください。
里親さがし助成金の概要
行政が運営する保健所等が、新たな飼い主を探す活動を行っている団体または個人へ収容された犬や猫の譲渡を行う制度です。譲渡を受けるには、各保健所への登録が必要です。行政とボランティアが協力することで、より多くの収容された犬猫に家族を得るチャンスを与えることができます。
助成金額は犬猫共に1頭あたり7,000円です。
申請期間:
2023年1月1日~1月31日
(受付は終了しました)
譲渡対象期間:
2022年1月1日〜12月31日
助成金額:
1頭あたり7,000円
申請上限頭数
(上限金額):
一つの団体等につき200頭
(140万円)
申請者の条件
- 行政が運営もしくは運営委託する動物管理センター及びそれに準ずる施設が行う団体等譲渡制度等に登録されている団体及び個人活動家であること
- 団体等譲渡登録後の遵守事項を遵守し活動している団体及び個人活動家であること
- 譲渡報告書を行政に提出していること
申請の対象になる犬猫の条件
- 行政が運営もしくは運営委託する動物管理センター及びそれに準ずる施設からの団体等譲渡により団体等に譲渡された犬猫であること
- 譲渡報告書提出時に団体等から新しい飼い主に再譲渡されていること(個人が終生飼養するために行政から直接譲渡された犬猫は対象外)
- 新しい飼い主への譲渡までに不妊去勢手術を実施していること、または、新しい飼い主が不妊手術をすることを条件にした譲渡契約書を交わしていること
申請時の提出書類
① 助成金申請書
- 行政へ提出した再譲渡報告書の写し(行政の受付印があるもの)
- 不妊手術処置証明書(再譲渡日までに不妊手術が済んでいることを証明する書類)
個体ごとの獣医師の手術代の領収書原本、管理センター(行政)等の手術済み証明書原本
② 個体管理書
- 個体管理書は申請頭数分を作成してください。
- 個体管理書には以下の添付が必要です。
- 幼齢のため不妊手術を実施せずに新しい飼い主へ再譲渡した犬と猫については、2022年1月1日~2022年12月31日の間に再譲渡および不妊去勢手術の双方が完了しており、新しい飼い主から手術済証明書又は獣医師発行の領収書の原本を受領して手術完了を確認していることが申請の要件となります。
③振込口座の通帳表紙の写し
再譲渡~助成金申請~助成決定までの流れ
1
新しい飼い主への譲渡
譲渡日以前に不妊手術済であること、または新しい飼い主と不妊手術をすることを条件にした譲渡契約書を交わしていることが助成金申請の条件となります。
2
行政機関、愛護センター等へ再譲渡報告書提出
助成金申請には再譲渡報告書の写し(行政の受付印があるもの)が必要です。
3
どうぶつ基金へ申請
(専用フォームから申請書類データを送信)
以下の専用フォームに必要事項を入力し、申請書類データを添付のうえ送信してください。
- まず、事務局で書類チェックを行います。その後、申請書類一式の郵送についてご連絡いたします。
- 専用フォームからの事前申請がない場合、申請書類は受け付けられません。
- 専用フォームは申請日(1月1日)にオープンします。
4
審査
審査の結果、助成金が給付されない場合や減額される場合があります。あらかじめご了承ください。
5
助成金給付(銀行振込み)
[ 参考 ]
犬・猫の引取りおよび処分の状況について
環境省の発表によると、2020年度、全国の保健所や動物愛護センターに引き取られた犬猫は合計72,433頭。譲渡活動に力を入れる行政が増えたこともあり、引き取り数の約55%にあたる39,866頭が譲渡され、その命をつないでいます。
犬・猫の引取りおよび負傷動物の収容並びに処分の状況
対象期間:2022年4月1日~2023年3月31日(動物愛護管理行政事務提要より作成)