1頭でも多くの猫に不妊手術を施すことが、
殺処分ゼロを実現するもっとも有効な手段。
どうぶつ基金では、1頭でも多くの猫に不妊手術を施すことが、殺処分ゼロを実現するもっとも有効な手段だと考えています。そこで全国の獣医師や行政、ボランティアの方々と協働して、さくらねこ無料不妊手術事業を行っています。さくらねこ無料不妊手術事業は、飼い主のいない猫の問題を殺処分ではなく不妊手術(TNR)によって解決しようとする行政やボランティアの方々を支援する事業です。
さくらねこ無料不妊手術事業の仕組み
全国の協力病院で使用できる無料不妊手術チケットを発行し、チケットを持って猫を協力病院に持ち込むと無料で不妊手術を受けることができる仕組みです。
無料不妊手術チケットの申請方法
無料不妊手術チケットを申請するには、まず、どうぶつ基金の協働ボランティアとしてご登録が必要です。マイページから登録申請を行ってください。なお、登録には審査があり、審査の結果ご登録いただけない場合があります。あらかじめご了承ください。
ご登録後はご自身のマイページから無料不妊手術チケットの申請を行うことができます。毎月1日~5日(連休などの影響で変動する場合あり)に、翌月使用できる無料不妊手術チケットの申請を受け付けています。
例:1/1~1/5→2月有効分チケットの申請
2/1~2/5→3月有効分チケットの申請
協働ボランティアの種別について
協働ボランティアには、行政枠・団体枠・一般枠の3つの種別があります。それぞれの登録条件や支援内容については以下の表をご確認ください。
さくらねこ無料不妊手術事業
行政枠 | 団体枠 | 一般枠 | |
応募 期間 | 毎月1〜5日 | ||
応募 方法 | マイページから登録後、 フォームにて申請 | ||
応募 資格 |
|
| 行政枠・団体枠にあてはまらない場合はすべて個人名でのご登録になります |
応募 枚数 の上限 | 上限なし | 40枚まで | 10枚まで |
支援 内容 | 不妊手術・ ワクチン・ ノミ除け薬 | 不妊手術 | 不妊手術 |
協力病院について
現在、全国で200件近くの動物病院がどうぶつ基金の協力病院として登録しています。無料不妊手術チケット申請時にご希望の病院を選択して申請を行ってください。 協働ボランティアの種別によって、チケット申請ができない病院があります。申請画面で希望する協力病院が表示されない場合、ご自身のボランティア種別では申請できない病院となりますので、他の病院をご選択ください。 一般枠・団体枠の場合、ワクチン投与やノミ駆除、コンべニアを必須としている
無料不妊手術チケットに関するご注意点
- 無料不妊手術チケットは、申請状況によって配布されない場合があります。
- 無料不妊手術チケットは、事前に申請が必要です。
- 協力病院で手術を受けるには予約が必要です。チケットが配布された後、ご自身で予約を行ってください。手術予約が混み合っている場合、チケットを持っていても手術が受けられない場合があります。あらかじめご了承ください。
多頭飼育救済支援について
申請者は行政枠に登録している協働ボランティアに限ります
多頭飼育者本人やご家族、一般枠および団体枠の協働ボランティアからの申請は受け付けておりません。まずは地元の行政にご相談ください。 多頭飼育救済支援の詳細はこちら
出張手術について
出張手術の要請ができるのは行政に限られます。
猫の頭数が多い、離島で協力病院がない等のご事情がある場合に、出張手術による一斉TNRを行っています。出張手術の可否は場所、状況、頭数、緊急性、費用、申請者の対応力などを総合的に勘案して判断されます。ご希望の方はまず、どうぶつ基金事務局までお問い合わせください。
※お問い合わせの前に「さくらねこ出張手術マニュアル」を必ずお読みください。
出張手術に関するお問い合わせはこちら