男木島(第2回)
主 催:公益財団法人どうぶつ基金(兵庫県)
協 働:男木さくらねこ推進会 ・ NPO法人BONにゃん(香川県)
期 間:平成28年9月15日~16日(手術日)
会 場:男木島
執刀医(1名):山口獣医師
ボランティア参加獣医師(2名):高尾獣医師・小松獣医師
処置内容:避妊手術、去勢手術、耳先のV字カット(さくら耳)、3種混合ワクチン、ノミ・ダニ・回虫の駆除(レボリューション)、負傷治療。
手術頭数
9月14日どうぶつ基金手術車「さくらねこ号」が男木島入りしました。
港につくと、巨大さくらねこが出迎えてくれました。
井戸の周りで遊ぶ若い猫。前回の出張手術時は生後まもなかったため、手術ができませんでした。
今回の出張手術のターゲットは成長したこの子達です。
TNR名人のBONにゃん代表と島ボランティアさん
島のおばちゃん達から「無料不妊手術をしてくれて本当にありがとう」「遠いところから来てくれてご苦労様」と感謝の声をいただきました。2か月前の手術の後「臭いがしなくなった」「猫が健康になった」「猫が好きになった」「夜中のさかり声が消えた」「猫が穏やかになった」という声を多くの島民の皆様からお聞きしました。男木島のさくらねこは本当に愛されねこです。男木島の皆様これからもよろしくお願いします。
今回は、男木島の港近くのスペースで手術を実施しました。手術車セッティング中。
続々と猫が運ばれてきます。
9月15日。手術前に朝礼を行います。左から、木場会長(男木さくらねこ推進会)、山口獣医師、佐上理事長(どうぶつ基金)、長町代表(BONにゃん)。
手術が始まりました。安定剤や麻酔を注射していきます。
ワクチン、ノミ駆除、毛刈り、さくら耳カットをします。
BONにゃんからAHTのボランティアさんも参加してくださいました。
不妊手術。手術は手術車の中で実施します。
手術を終えた”さくらねこ”たち。安静にしています。
今回もボランティア参加してくださった、高尾獣医師と小松獣医師。ありがとうございました。
手術を終え、前回の出張手術で手術をした「さくらねこ」の様子を見に行きました。
海辺でご飯を食べるさくらねこ。満足そうです。
前回の出張手術の時に撮影した写真。あの頃は痩せている猫が多かったです。
不妊去勢を受け、発情期のストレスから解放されたことと、全国の方々からの餌のご寄付により食べ物が良くなり、みんな体調も体格も毛並みも良くなっていました。
BONにゃん代表 長町さん
手術の後片付けも終わり、すっかり日も暮れ、連絡船の最終便もとっくに過ぎた時間にBONにゃんさんたちは、海上タクシーで高松に戻っていきました。
BONにゃんさんの抜群のチームワークのおかげで、今回の主張手術も無事終えることができました。
「世界一、猫と人にやさしい島、男木島」に大きく一歩近づきました。
ぜひ、さくらねこに会いに男木島を訪れてみてください。
第2回男木島ごとさくらねこTNRプロジェクト実施報告書が完成しました。
下記をクリックすると内容を詳しく見ることができます。