5月TNR地域集中プロジェクト福岡ご報告!

緊急事態宣言下のゴールデンウイークでしたが、

私たちは、全国から届く「待ったなし」の要望に応えるべく、徹底した感染防止対策の元、4月から毎月

福岡、宮崎、大阪の3拠点でTNR地域集中プロジェクトを続けて言います。

5月の福岡での一斉手術は、密を避けるためにボランティアの人数をできるだけ少なくして行いました。


当然、一人当たりの仕事量はふえるのですが、皆さん頑張ってくれたおかげで無事263頭のさくらねこがうまれました。

(写真:女性獣医師チーム。左から齋藤、佐藤、石川、小島、青山)

北海道、東京、神奈川、福岡、熊本から6名の獣医師が参加しました。
殺処分ゼロに情熱を燃やす女性獣医たち、今日も輝いています。

5月3日~6日

獣医:斎藤(院長)、山口(どうぶつ基金最高顧問)、青山
ボランティア獣医:石川、小島、佐藤
オス:120匹
メス:100匹
メス(妊娠):38匹
耳カットのみ:5匹
*耳カットのみの内1匹は麻酔後、耳カットをした後、横隔膜ヘルニアが確認されたため、手術を中止。その後死亡しました。

堕胎数:119
ボランティア数:5/3:16人、5/4:16人、5/5:17人、5/6:11人


会場のレイアウトは日々改善されます。1日/100頭の猫が九州全域はおろか山口県からもやってきます。
猫同士の感染防止のためにきれいに整頓された会場で、流れるように獣医療が進みます。

行政枠で運ばれた猫

筑後市:20匹
八女市:72匹
下関市:29匹
久留米市:30匹
筑紫野市(多頭飼育):8匹
計:159匹

一般、団体枠で運ばれた猫
計:104匹

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計:263匹のさくらねこが誕生しました。

269枚チケットを発行して、263頭が搬送されました。実施率98%は協働ボランティアさんたちが
寝る間も惜しんで捕獲作業にいそしんでくれたおかげです。本当にありがとうございます。


手術を終えて、ボランティアさんのお迎えを待つ猫の部屋です。
猫が目覚めるまで、呼吸のチェックを行うために、ボランティアさんが張り付いています。
ここでも猫はタグ番号順に管理されて並べられていますので返還時に混乱なくスムーズに作業が行えます。


全国から届くヘルプの声に出来るだけ応えていますが、あまりの多さに資金不足が深刻です。
そんな中、たくさんの皆様から支援物資を贈っていただきました。とても役に立っています。
本当にありがとうございます。

4月30日から5月3日にかけて、先日出張手術を行った相島で、「福岡ねこともの会」とどうぶつ基金が事後調査と捕獲漏れの猫の捕獲を行い、その時捕獲した4頭の猫も今回手術しました。

相島の猫問題に数年前から着手してさくらねこTNRをおこなってきた「福岡ねこともの会」とどうぶつ基金は今後も継続して、島のさくらねこを見守りを続けていきます。

このような大規模プロジェクトが行えるのも応援してくださる皆様のおかげです。
どうぶつ基金は皆様の期待に応えるべく、さくらねこTNRを加速して、殺処分ゼロを実現させます。
引き続き応援をお願いいたします。

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どうぶつ基金は全国からの自治体や愛護団体、個人ボランティアの要請を受けて、さくらねこ無料不妊手術を実施しています。常に現場からの声をくみ取り、殺処分ゼロを築く第一歩となる点でも評価されています。
どうか、あなたの寄付でさくらねこTNRを加速させてください。

さくらねこサポーター ‐ どうぶつ基金

https://www.doubutukikin.or.jp/legal/supporter/

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