5月TNR地域集中プロジェクト大阪ご報告!
いつもどうぶつ基金を応援いただきありがとうございます。
9都道府県で緊急事態宣言が延長されました。
とはいえ、猫たちが置かれた状況は待ってくれません。
関係者の安全を第一に、感染対策を万全にしてプロジェクトを実施していきます。
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TNR地域集中プロジェクト大阪、5月のご報告
5名の獣医師が参加し、地元サポート団体のご協力のもと実施いたしました。
【5月15、16日】
獣医:山口(院長)、磯江、中野、西川、大塚
オス:81匹
メス:57匹
メス(妊娠):6匹
耳カットのみ:2匹
堕胎数:26
ボランティア数:5/15:12人、5/16:16人
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<行政枠で運ばれた猫>
計:0匹
<一般、団体枠で運ばれた猫>
計:146匹
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5月は146匹のさくらねこが誕生しました!
【地元サポート団体「大阪ねこの会」代表より】
今回も雨の為、キャンセルが多く残念でした。
まだまだ、妊娠しているネコさんがいてもっと頑張らないといけないと思いました。
ご支援いただいている皆様のおかげで、今月も手術をして頂くことができました。
本当にありがとうございました。
【スタッフより】
4月に続いて5月もお天気に恵まれなかったこともあり、
発行された221枚のうち、75枚がキャンセルとなってしまいました…。
雨の中、そして、新型コロナウイルスの感染状況が落ち着かないなか、
捕獲に尽力されるボランティアの皆様のご苦労には本当に頭が下がります。
2カ月続けてキャンセルが多かったことを考慮しても、
大阪は、福岡や宮崎と比較すると妊娠猫の数がぐっと少ない印象です。
九州地方とは違い、TNRが広く浸透していることが要因の1つではないでしょうか。
大阪のサポート団体である「大阪ねこの会」とどうぶつ基金が協働して、
重点的に「さくらねこTNR」を実施してきた大阪市では、
2011年に3,008匹だった幼齢猫の引き取り数が2019年には365匹に。
驚くべきことにTNRを集中的に行った大阪は90%減少しています。
とはいえ、今回も146頭の猫が搬送され、
まだまだ「さくらねこ」100%には程遠い状況です。
大阪では今後さらにこの流れを加速させる、
そして、福岡や宮崎では大阪と同様の結果が出せるよう取り組んでまいります。
【次回のご案内】
6月19、20日
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3都市で集中的にTNRを行う「TNR地域集中プロジェクト(福岡・宮崎・大阪)」
どうぶつ基金がこのようなプロジェクトを実施できるのも、
皆様からの温かいご支援があってこそです。
どうか、これからも殺処分ゼロ実現のためにご支援をよろしくお願いいたします。
さくらねこサポーター – どうぶつ基金
https://www.doubutukikin.or.jp/legal/supporter/