7月TNR地域集中プロジェクト宮崎ご報告!

いつもどうぶつ基金を応援いただきありがとうございます。

今年の梅雨は局地的な大雨が多く見られましたが、TNR地域集中プロジェクト宮崎の
期間中に梅雨明けを迎え、一転して厳しい暑さが続いています。
皆様、暑さには十分に気をつけてお過ごしください。

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TNR地域集中プロジェクト宮崎、7月のご報告

3名の獣医師が参加し、地元サポート団体のご協力のもと実施いたしました。

【7月9、10、14、15、16日】
獣医:山口(院長)、吉田、工藤
オス:130匹
メス:124匹
メス(妊娠):31匹
耳カットのみ:3匹
堕胎数:104
ボランティア数:7/9:10人、7/10:11人、7/14:8人、7/15:7人、7/16:7人

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<行政枠で運ばれた猫>
日向市役所:49匹
日南市役所:40匹
宮崎市役所:70匹
計:159匹

<一般、団体枠で運ばれた猫>
計:129匹

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7月は288のさくらねこが誕生しました!

さくらねことしての未来を願いながら先生方は終日懸命に処置にあたられています。

【地元サポート団体「宮崎ねこの会」代表より】

期間中、雷と豪雨に見舞われながらも288匹が無事にさくらねこになりました。
どうぶつ基金さん、さくらねこサポーターの皆様、獣医師の先生方に
心より感謝申し上げます。

高速ワイパーも間に合わない程の豪雨で、道路はまるでウォータースライダー状態。
私も猫ちゃんを乗せて走りましたが、捕獲・運搬を担われたボランティアの皆様は
本当に大変だったと思います。皆様大変お疲れ様でした!

雨のない日は猛暑だったので、猫たちがいる待機室の室温に気を配りながら
お迎えまでの時間はスタッフ全員で気を抜かずに見守りました。

落雷で停電になり、縫合中だった山口先生の手元をスタッフ全員の携帯電話で
照らす場面もあったり、山口先生が宮崎から大阪へ向かう飛行機が、
天候不良により飛ばない可能性があったりで、
毎月、滞りなく一斉TNRが実施できていることは、
本当に当たり前のことではないとしみじみと痛感いたしました。

いろんな立場で協力をして下さっている方々のおかげ、自然の味方のおかげ、
おかげ様の精神でまた来月も頑張りたいと思います。

【スタッフより】
7月はこれまでより多い300枚のチケットが発行されました。
うち288枚が使用され、宮崎は変わらず高い実施率をキープしています。

4月以降、毎月約250頭の猫に不妊手術を行っていますが、それでもなお、
手術が必要な猫がまだまだいるのだということを実感させられます。

7月は、妊娠猫が31頭、堕胎数は104頭でした。
6月(妊娠猫18頭、堕胎数64頭)と比較すると微増傾向です。
猫の発情期は9月頃まで続くと言われていますので、
志を同じくするボランティアの皆様、獣医師の方々、行政職員の方々と力を合わせ、
気を抜かずに夏を乗り切っていきたいと決意を新たにしています!

殺されるために生まれてくる命を1頭でも減らすこと。
「さくらねこ」になって一代限りの命を自由に生きてもらうこと。
そして、その先に殺処分ゼロを達成すること。

「意志あるところに道は通ず」です。
皆様、引き続き応援をよろしくお願いいたします。

どうぶつ基金病院宮崎実績 
4月:246頭
5月:248頭
6月:235頭
7月:288頭
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累計:1,017頭

【次回のご案内】
8月16、17、21、22日

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3都市で集中的にTNRを行う「TNR地域集中プロジェクト(福岡・宮崎・大阪)」。

どうぶつ基金がこのようなプロジェクトを実施できるのも、
皆様からの温かいご支援があってこそです。

どうか、これからも殺処分ゼロ実現のためにご支援をよろしくお願いいたします。

さくらねこサポーター – どうぶつ基金
https://www.doubutukikin.or.jp/legal/supporter/

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