8月TNR地域集中プロジェクト大阪ご報告!
8月は異例の長雨の影響により、各地で甚大な災害が発生しました。
被災された方々には心よりお見舞い申しあげます。
私たちは、全国から届く「待ったなし」の要望に応えるべく、
徹底した感染防止対策の元、4月から毎月
福岡、宮崎、大阪の3拠点でTNR地域集中プロジェクトを続けています。
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TNR地域集中プロジェクト大阪、8月のご報告
4名の獣医師が参加し、大阪ねこの会のご協力のもと実施いたしました。
【8月14、15日】
獣医:山口(院長)、磯江、中野、大塚
オス:73匹
メス:73匹
メス(妊娠):12匹
耳カットのみ:0匹
堕胎数:49
ボランティア数:8/14:15人、8/15:13人
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<行政枠で運ばれた猫>
橋本市役所:20匹
計:20匹
<一般、団体枠で運ばれた猫>
計:138匹
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8月は158頭のさくらねこが誕生しました!
手術会場を無料で提供していただいてる萱村氏。
会場の掃除や捕獲器の手配までなんでもこなす力持ちのスーパーボランティアさんです。
きれいなさくら耳にカットしてもらいました。元いた場所で幸せに暮らしてね。
手術後は協働ボランティアの皆様が1頭1頭、丁寧にお世話してくださいます。
少しでも快適に…と捕獲器も協働ボランティアの皆様の手によってきれいに。
大阪と言えばヒョウ柄だと思っていましたが、シマウマ柄も登場!
【地元サポート団体「大阪ねこの会」代表より】
本当に毎月毎月、雨に好かれている大阪の一斉手術です。
今回は、今まで以上の台風並みの雨が数日前から降り続き、
手術の前日は前が見えないほどの激しい雨が降りました。
猫ちゃんが姿を見せてくれないので、せっかくの一斉手術もほとんど
猫ちゃんが集まらないだろうと、思っていました。
ところが、さすが大阪のねこボラさんです。パワーが違います。
2日間で100匹を超える猫ちゃんがあつまりました。
それも、自分たちはびしょ濡れになっても、猫ちゃんたちは
濡れないようにカバーをしっかりかけて来てくれました。
本当にちょっとしたことですが、
猫ちゃんを大切に思う気持ちが行動にも表れます。
リリースも雨がやんでからにするわ、
と言ってくださる方もいらっしゃいました。
人間の都合で怖い思いをさせるのだから少しでも快適に過ごしてほしいと
皆さんが思ってくれていることを感じて、ほっこりした2日間でした。
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どうぶつ基金スーパーボランティアの原田さん、今月も愛情いっぱいに大活躍です!
多くの皆様のご尽力により活動ができています。ありがとうございます!
ひとつずつのカバーは愛情に包まれているかのよう。ゆっくり休んでね。
【スタッフより】
8月はお盆期間中(14日、15日)の開院、さらに大雨、
そしてまたも緊急事態宣言発出という状況でしたが、
終わってみれば158頭の猫が無事さくらねことなりました。
サポート団体のコメントにもありますが、そのような状況のなかでも
猫たちのために躊躇なく行動してくださるボランティアの皆様の
おかげでこの事業は成り立っています。
本当にありがとうございます!
日常的にその子のお世話をしている餌やりさんだけではなく、
限られた時間で不妊手術を行う獣医師、
術前術後にその子のお世話をするサポート団体の方、
その子に関わる皆が術後のその子の幸せを願います。
困難があっても強くしたたかに生きていってほしいと願います。
町の片隅で1日1日を懸命に生きる命に寛容な社会であってほしい、
そのために何が必要で何ができるか、
これからも皆様と一緒に考えていきたいと思います。
【どうぶつ基金病院大阪実績】
4月:157頭
5月:146頭
6月:171頭
7月:178頭
8月:158頭
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累計:810頭
【次回のご案内】
9月19、20日
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3都市で集中的にTNRを行う「TNR地域集中プロジェクト(福岡・宮崎・大阪)」
どうぶつ基金がこのようなプロジェクトを実施できるのも、
皆様からの温かいご支援があってこそです。
どうか、これからも殺処分ゼロ実現のためにご支援をよろしくお願いいたします。
さくらねこサポーター – どうぶつ基金
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