1000頭目のさくらねこ!福岡
いつもどうぶつ基金を応援いただきありがとうございます。
8月の筑後は、記録的豪雨の直後に行われました。
豪雨とコロナの緊急事態宣言の中、筑後の協力ボランティア団体リアンと協働して
300頭の不妊手術を無事終えることが出来ました。
TNR地域集中プロジェクト福岡、8月のご報告
どうぶつ基金病院福岡1000番目のさくらねこは、
篠栗町からの多頭飼育崩壊のオス猫でした。
月に3泊4日でOPENの病院が、5ヶ月で1000頭達成は、獣医さん、
ボランティアさんたちが、がんばっている証です❣
福岡県もまん延防止等重点措置下にあったため8月の一斉TNRは、
ボランティアの人数をできるだけ少なくして行いました。
朝の病院受付です。続々とノラ猫たちが持ち込まれます。
カウンターにはTNR活動に役立つ絵本や漫画、パンフレット、ポスターなどを
ご用意して、自由にお持ち帰りいただいています。
ボランティアさんはここで検温と抗原検査(ワクチン未接種者のみ)を行い、
活動に参加していただきました。
無事に不妊手術を済ませた篠栗町多頭飼育崩壊の猫たち、
幸せを祈ります。
手術実施日:8月22日 ~25日
獣医師:斎藤(院長)、山口(どうぶつ基金最高顧問)、青山
ボランティア獣医師:石川、藤田
手術数はちょうど300頭でした。
メスの妊娠率は15%でした。
メス猫の妊娠率の推移です。
8月 15%
7月 21%
6月 26%
5月 28%
4月 61%
ご覧のように4月は61%が妊娠していましたが、8月はかなり減少。
妊娠している場合、堕胎を伴う不妊手術を行います。
妊娠24頭に対して堕胎児は68頭でした。
手術時間も未妊娠のメス猫の倍ほどかかり、獣医師の負担も大きくなります。
秋のシーズン前に少しでも多くの手術をしなければなりません。
ボランティア獣医師の石川獣医師(左)と藤田獣医師(右)です。
石川獣医師は地元大川市からのほぼ毎回、参加です。
藤田獣医師は東京からの参加、昨年島根県出雲市で起きた
犬164頭の多頭飼育崩壊の際もボランティア参加していただきました。
ありがとうございました。これからもよろしくお願いいたします。
8月は下記福岡県の7行政
(篠栗町、筑後市、小郡市、八女市、大野城市、広川町、那珂川市)と
山口県下関市から猫が運ばれて手術を受けました。
手術を待つ猫です。これから安定剤、麻酔の後、毛刈り、耳先カットなどを行い手術を受けます。
皆様、一代限りの命をけなげに生きていくさくらねこをやさしく見守ってあげてください。
今月から初参加の広川町。職員さんが行政の車で猫を運搬してくれました。
官民共同でネコもヒトも幸せになっていきます。
月を追うにつれ行政枠の割合が増えてきました。
7月は全体の7割が行政枠からの申請です。
8月のチケット配分では90%以上が優先順位の高い行政枠に割り当てられました。
9月以降は当面、協力団体のリアンと行政枠のみの申請受付になります。
どうぶつ基金病院福岡での無料手術をご希望の個人、団体の方は、
地元行政に相談して行政からどうぶつ基金に行政枠申請を申し込んでもらうように要望してください。
筑後市、八女市、下関市(山口県)、久留米市、那珂川市、筑紫野市、
大野城市、小郡市、篠栗町、広川町は、既に行政枠登録を済ませています。
よって該当地域の猫のTNRを希望する該当地域に住むボランティアさんは、
チケットを行政から再分配してもらってください。
篠栗町多頭飼育崩壊の猫と行政職員、ボランティアの皆さん。
真ん中のゼッケンは筑後市で活動されている一般社団法人リアンの鶴さんです。
みんなで九州の猫問題を解決させましょう。
どうぶつ基金が全国で展開する「さくらねこTNR]は、
ボランティアさん、行政、ご寄付をしてくれる皆様の協同によって成り立っています。
殺処分ゼロが実現する日まで、みんなで一緒にがんばりましょう。
どうぶつ基金病院福岡実績
4月:198頭
5月:263頭
6月:243頭
7月:287頭
8月:300頭
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累計:1291頭
皆様、本当にありがとうございました。
引き続きご協力、ご支援をよろしくお願いいたします。
全国から届くヘルプの声に出来る限り応えていますが、
あまりの多さに資金不足が深刻です。
さくらねこサポーターなどご寄付でのご支援をお願いします。
https://bit.ly/3qYbohS
このような大規模プロジェクトが行えるのも
応援していただく皆様のおかげです。
どうぶつ基金は皆様の期待に応えるべく、
さくらねこTNRを加速して、殺処分ゼロを実現させます。
引き続き応援をお願いいたします。
※「さくらねこサポーター」の金額変更はこちらのフォームからお申し込みください。
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あなたの寄付でさくらねこTNRを加速させてください。
どうぶつ基金は全国からの自治体や愛護団体、
個人ボランティアの要請を受けて、
さくらねこ無料不妊手術を実施してきました。
常に現場からの声をくみ取り、
殺処分ゼロを築く第一歩となる点でも評価されています。
さくらねこサポーター ‐ どうぶつ基金
https://www.doubutukikin.or.jp/contribution3/#form
いつも元気いっぱいの福岡のボランティアさんたち、お疲れ様でした。
来月もよろしくお願いします。