9月TNR地域集中プロジェクト宮崎ご報告!

いつもどうぶつ基金を応援いただきありがとうございます。

10月になり、全国的に出されていた緊急事態宣言がおよそ半年ぶりに解除されましたが、
私たちは、全国から届く「待ったなし」の要望に応えるべく、
徹底した感染防止対策の元、4月から毎月
福岡、宮崎、大阪の3拠点でTNR地域集中プロジェクトを続けています。

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TNR地域集中プロジェクト宮崎、9月のご報告

3名の獣医師が参加し、宮崎ねこの会のご協力のもと実施いたしました。

【9月12、13、17、18日】
獣医:山口(院長)、吉田、工藤
オス:103匹
メス:141匹
メス(妊娠):25匹
耳カットのみ:3匹
堕胎数:98
ボランティア数:9/12:9人、9/13:9人、9/17:8人、9/18:9人

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<行政枠で運ばれた猫>
日向市役所:45匹
日南市役所:30匹
宮崎市役所:70匹
計:145匹

<一般、団体枠で運ばれた猫>
計:127匹 

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9月は272のさくらねこが誕生しました!

天候が心配だった今回、どうぶつ基金のバスは日南市役所行政枠の猫たちの待機場所として活躍しました。
手術前の猫たちの環境もしっかりと整えています。

さくらねことしての未来を願いながら、手術前には1頭1頭、丁寧に毛刈りを行っていきます。

様子を見ながら、しっかりと術後の見守りも行います。
また、排尿の際にはその都度シートを交換していきます。

猫たちの見守りの合間には、チケット処理や管理表入力といった
事務作業もあって大忙しです。皆様、いつもありがとうございます!

【地元サポート団体「宮崎ねこの会」代表より】

台風接近と大雨予報が気になりながらのスタートでしたがほぼ予定どおりの猫たちが集まり、
どうぶつ基金病院宮崎のさくらねこ累計数は1574匹となりました。

TNR地域集中プロジェクトのパワーに吸い寄せられるかのように、
寄せられる相談もどんどん増えています。

どうぶつ基金さん、さくらねこサポーターの皆様への感謝とともに
「一匹入魂」で理想の世界へとつなげるために、10月も頑張ります!

【スタッフより】

4月にスタートした「TNR地域集中プロジェクト」もいよいよ折り返し地点。
宮崎で誕生したさくらねこは、この6カ月で1,500頭を超えました!

予想以上の結果にスタッフ一同、喜びを感じるとともにこのプロジェクトの効果を実感しています。

以前と比べて「さくらねこ」の認知度も高くなり、耳カットの意味を知っている方も増えてきました。
それでもまだ、
「耳カットは虐待」「耳カットをした猫は体の一部がない障がい猫」
というご意見が寄せられることがあります。
とても悲しいことですが、そのような誤解を一つ一つ解くことも
どうぶつ基金の大切な役割と考えています。

宮崎には、過酷な環境を生きる飼い主のいない猫たちがまだたくさんいます。
獣医師の先生方、各行政、サポート団体やボランティアの皆様とともに
TNRを定着させ、さくらねこを温かく見守る環境づくりを
さらに加速させていきたいと思います。

その先に、耳カットが必要な猫がいなくなる日が来るといいですね。

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どうぶつ基金病院宮崎実績 
4月:246頭
5月:248頭
6月:235頭
7月:288頭
8月:285頭
9月:272頭
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累計:1,574頭

【次回のご案内】
10月8、9、13、14、15日

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3都市で集中的にTNRを行う
TNR地域集中プロジェクト(福岡・宮崎・大阪)

どうぶつ基金がこのようなプロジェクトを実施できるのも、
皆様からの温かいご支援があってこそです。

どうか、これからも殺処分ゼロ実現のために
ご支援をよろしくお願いいたします。

さくらねこサポーター – どうぶつ基金
https://www.doubutukikin.or.jp/legal/supporter/

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