12月TNR地域集中プロジェクト宮崎ご報告！

いつもどうぶつ基金を応援いただきありがとうございます。

新年早々またもや新型コロナウイルスの感染状況に気をもむ日々ですが、
私たちは、全国から届く「待ったなし」の要望に応えるべく、
徹底した感染防止対策の元、昨年4月から毎月
福岡、宮崎、大阪の3拠点でTNR地域集中プロジェクトを続けています。

TNR地域集中プロジェクト宮崎、12月のご報告

3名の獣医師が参加し、宮崎ねこの会のご協力のもと実施いたしました。

【12月9、10、14、15日】
獣医：山口（院長）、吉田、工藤
オス：124匹
メス：143匹
メス（妊娠）：3匹
耳カットのみ：4匹
堕胎数：8
ボランティア数：12/9：9人、12/10：7人、12/14：7人、12/15：8人

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＜行政枠で運ばれた猫＞
日向市役所：54
日南市役所：71
宮崎市役所：80
高千穂町（多頭飼育救済枠）：19
計：224匹

＜一般、団体枠で運ばれた猫＞
計：50匹

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12月は274頭のさくらねこが誕生しました！

今回は、多頭飼育救済の猫たちもさくらねこに！

手術を終えた高千穂町の多頭飼育救済の猫たちです。今日からさくらねこだよ。

手術室で猫たちに優しく語りかけている山口獣医。猫たちへの愛情が伝わってきます。

ボランティアの皆様の作業は毎回多岐にわたります。
これは、汚れている猫たちのお尻をきれいに洗っているところです。
捕獲して手術して戻すだけではありません。リターンまでの間、
さくらねことしての未来を願いながら心をこめてお世話しています。

こちらは、猫にへばりついている（文字通り！）雑草をとっているところ。
猫たちに負担がないよう優しく丁寧に作業します。
そうすることで時間もかかります！
ボランティアの皆様方、いつもありがとうございます！

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今回のひとコマ。

ビッグ（一番大きい猫）＆スモール（一番小さい猫）ちゃんです。
毎月大きさが様々な猫たちがやってきます。
それでも毎月多くの執刀が可能なのはエキスパートの獣医師の先生方がいらっしゃるからこそです。

獣医師の先生方、いつもありがとうございます！

【地元サポート団体「宮崎ねこの会」代表より】

12月は、さくらねことなった274匹中、
多頭飼育救済枠できていた猫さんの中に、
妊娠猫さんが3匹いました(室内だと季節関係無しです)。

外猫さん達は、しばらく妊娠ゼロで、
私たちスタッフとしても、ほっとしていたのですが、
今回は発情しているメス猫さんがちらほらいたという
お話を獣医師さんからお聞きしましたので、
来月からは妊娠猫さんが増えてくることは間違いないでしょう。

どうぶつ基金病院宮崎で堕胎となった胎児たちについては、
ペット火葬業者「空のとびら」さんのご協力により、
火葬と供養をしていただけます。

「空のとびら」さんのおかげで、私たちボランティアスタッフ、
餌やりさんの気持ちもずいぶんと救われています(感謝)。

たくさんの方々に支えていただきながら、
9ヶ月間で2460匹の猫たちに手術をしていただき、
今年の予定を無事に終了することができたことに、感謝の気持ちで一杯です。

プロジェクト終了までの残り3ヶ月も、
発行していただいているチケット1枚1枚の重みをかみしめながら、
獣医師の先生方と共に頑張りますので、今後ともよろしくお願いいたします。

【スタッフより】
メス猫の妊娠率の推移です。

4月は51％が妊娠していましたが、10月からは1～2％の推移となっています。
しかし、まだ0％ではありません。
地域の猫問題を解決するためには、TNRを行い、殺処分ゼロを実現していくことを目指します。
どうぶつ基金病院宮崎では12月で2,463頭のさくらねこが誕生し、2,500頭目前です！
多くの支援してくださる方、ボランティアの皆様のご尽力で
解決への道は着実に歩めていることを実感しております。

今後ともご支援のほどよろしくお願いいたします。

どうぶつ基金病院宮崎実績
4月：246頭
5月：248頭
6月：235頭
7月：288頭
8月：285頭
9月：272頭
10月：340頭
11月：275頭
12月：274頭
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累計：2,463頭

【次回のご案内】
1月12、13、17、18日

★★ボランティア獣医師・協力病院を募集しています★★★