5月TNR地域集中プロジェクトみやまご報告!
いつもどうぶつ基金を応援いただきありがとうございます。
全国的に梅雨入りしたとの報道がありました。
梅雨時期のさくらねこたちはどこにいるのだろう?と思いながら
窓辺で座っていると目の前をさくらねこが悠々と歩いて横切っていきました。
タイムリーな登場にビックリ!のひとときでした。
私たちは、全国から届く「待ったなし」の要望に応えるべく、
徹底した感染防止対策の元、昨年度は3拠点、今年度は
熊本、みやま、宮崎、大阪の4拠点で毎月TNR地域集中プロジェクトを続けています。
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TNR地域集中プロジェクトみやま、5月のご報告
【5月19、20、21日】
どうぶつ基金獣医:山口(院長)、吉田、高瀬、佐藤、石川、平野
ボランティア:5/19:26人、5/20:21人、5/21:25人
手術数
オス:215匹
メス:134匹
メス(妊娠):47匹
耳カットのみ:1匹
※ 耳カットのみとは:麻酔後、ワクチン投与・ノミダニ駆除・耳カットをしたが、手術前に
不妊手術済であったことが獣医により確認されたため手術を行わなかった猫のことです
耳カット済み:1匹
未手術数:1匹(捕獲後、出産したため)
総数:399頭
堕胎数:108
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運ばれた猫の頭数(すべて行政枠)
みやま市:30
筑後市:35
那珂川市役所:20
大野城市役所:18
柳川市:72
小郡市役所生活環境課:6
下関市:24
大牟田市役所:30
八女市:80
久留米市:26
長洲町:10
筑紫野市:9
南関町役場:8
太宰府市:5
広川町役場:10
宗像市:8
新宮町役場:8
計:399頭
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5月は397頭のさくらねこが誕生しました!
取材時の様子です。TNR活動やさくらねこを多くの方に知っていただけますように。
掲載メディアのご紹介
FBS福岡放送
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合間にパチリ。
どうぶつ基金獣医の佐藤先生(左)、平野先生(中央)、山口先生(右)です!
獣医師の先生方、いつもご尽力ありがとうございます!
安定剤、麻酔の後、毛刈り、耳先カットなどを行ってから手術を受けます。
新たにさくらねことなる猫たちのため、使用後の捕獲器は1つずつきれいに洗っています。
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今回のひとコマ。
手術を待っています。緊張してる?大丈夫だよ。
こちらはカメラに興味津々!?今日からさくらねこだよ。
このように多くの方のご尽力があってこそ、活動は成り立っています。
獣医師の皆様、ボランティアの皆様、活動を支えてくださる皆様、
いつも本当にありがとうございます!
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【みやま実行委員会より】
5月のTNRも全国のみなさまのおかげで沢山の猫たちに手術を受けさせることができました。
ありがとうございました。
5月のメスは産後の子達が多く、
捕獲しても乳飲児がいるのか、今手術していいのか見極めが必要です。
せっかく捕獲しても手術を見送る子も多数いました。
なぜなら生まれた赤ちゃんから母親を数日奪うことになります。
赤ちゃんにとって死活問題です。
今回手術を見送った子達もいずれ赤ちゃんが育ってから
時期を見てTNRをすすめさせていただきます。
4月5月は保護も多く、捕獲器の中で術前の子が出産することは珍しくありません。
手術会場でも出産がありました。
この子達も手術を見送り、時期が見たら手術をいたします。
この時期ボランティアさんたちは保護依頼も多く、保護数が増え大変な思いをしています。
時間もお金も個人では限界があります。
ボランティアが保護して一生が終わる。
そんな現状を変えるためにもTNRは大切な活動です。
どうかみなさま引き続きご支援をよろしくお願いします。
【どうぶつ基金スタッフより】
今回の妊娠率は26%でした。
熊本同様に4月より大幅に下がっています。
また、昨年度の筑後と同様の推移となりました。
TNR地域集中プロジェクトみやまでは、多くの行政枠登録があり、今回は17の協働行政から申請がありました。
TNRに積極的に取り組む行政が増えれば、さらに殺処分ゼロへの道は近づきます。
今後ともご支援のほどよろしくお願いいたします。
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どうぶつ基金病院みやま実績
4月:284頭
5月:397頭
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累計:681頭
5月は397頭のTNRを実施することができました。
3日間で実施するため、1日あたり100頭以上の数です!
ご尽力いただいている皆様のおかげです。
本当にありがとうございます!
【7月・8月のご案内】
7月7、8、9日
8月11、12、13日
★★ボランティア獣医師・協力病院を募集しています★★★
私たちと一緒に猫問題を解決しましょう!
◆ボランティア獣医師への
・お問い合わせはこちらから
・ご登録はこちらから
◆協力病院についてはこちら
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4都市で集中的にTNRを行う
「TNR地域集中プロジェクト(熊本・みやま・宮崎・大阪)」
どうぶつ基金がこのようなプロジェクトを実施できるのも、
皆様からの温かいご支援があってこそです。
どうか、これからも殺処分ゼロ実現のために
ご支援をよろしくお願いいたします。
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どうぶつ基金病院は、皆様からのご寄付と支援物資で運営されています。
多くのノラ猫達がやってきて不妊手術する病院では、日々の消耗品がすぐになくなってしまいます。
先日、アマゾン欲しいものリストに、必要な消耗品を入れさせていただきました!
おかげさまで今回、募集させていただいた物資はそろいました。
ありがとうございました。心から感謝申し上げます。