7月TNR地域集中プロジェクト熊本ご報告!
いつもどうぶつ基金を応援いただきありがとうございます。
いよいよ本格的な夏がやってきました。
今年の暑さは特に厳しいように感じますが、
どうぶつ基金事務局さまはいかがお過ごしでしょうか。
本日は、熊本での7月TNR地域集中プロジェクトのご報告です!
4回目を迎えた今回も多くの「さくらねこ」が誕生しました。
熊本でのTNRを推進することはもちろんですが、
動物愛護センターの獣医師への技術指導も本事業の大きな目的の一つ。
安全で安心できる不妊手術の技術が着々と熊本で継承され、
プロジェクトが終了しても、同じ水準でTNRが継続されること。
その目標に向かって、7月も頑張ってきました。
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TNR地域集中プロジェクト熊本、7月のご報告
どうぶつ基金の獣医師チーム2名、熊本市動物愛護センターの獣医師3名、
計5名の獣医師が参加し、実施いたしました。
【7月4、5、6日】
獣医
どうぶつ基金獣医:山口(院長)、吉田
熊本市動物愛護センター:長井、澤田、能登
ボランティア:7/4:16人、7/5:8人、7/6:14人
手術数
オス:106匹
メス:89匹
メス(妊娠):30匹
耳カットのみ:2匹
※ 耳カットのみとは:麻酔後、ワクチン投与・ノミダニ駆除・耳カットをしたが、手術前に
不妊手術済であったことが獣医により確認されたため手術を行わなかった猫のことです
総数:227頭
堕胎数:116
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7月は227頭のさくらねこが誕生しました!
山口獣医師の技術指導は今回で4回目となります。
安全安心で猫の体に負担の少ない短時間での手術を…。
どうぶつ基金の獣医師チームも、熊本市動物愛護センターの獣医師も
皆、その思いは同じです。
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手術のために搬送されてきた猫たち。
これから不妊手術を受け、ワクチン接種やノミ駆除も投与されます。
ボランティアさんの技術も大変上達してきました。
バリカン毛刈りの出來が良いと獣医による執刀もしやすくなります。
獣医師の皆様、ボランティアの皆様、活動を支えてくださる皆様の
ご尽力があってこそ、活動は成り立っています。
いつもありがとうございます!
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【熊本市動物愛護センターのご担当者より】
7月のTNRでは、227頭の手術を行うことができました。
4月から行っているTNRですが、多くの方々のご協力により
毎月手術頭数が増えてきています。
今月の手術日は台風が接近している状況でしたが、そんな中でも
猫を捕獲していただいたり、手術のお手伝いをいただいたりと、
多くのボランティアの方々に支えられてTNRを進めることができています。
4月からの4ヶ月で602頭のさくら猫が誕生しています。
今後もどんどんTNRを加速させていきたいと思います。
支援者の方々に感謝申し上げます。
【どうぶつ基金スタッフより】
7月の熊本の妊娠率は25%でした。
どうぶつ基金病院熊本実績
4月:83頭
5月:126頭
6月:166頭
7月:227頭
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累計:602頭
毎月のTNR実施頭数が増加してきました。
出来る限り多くの猫たちに安全で安心できる手術を心がけてまいります。
【8月・9月のご案内】
8月8、9、10日
9月5、6、7日
★★ボランティア獣医師・協力病院を募集しています★★★
私たちと一緒に猫問題を解決しましょう!
◆ボランティア獣医師への
◆協力病院についてはこちら
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4都市で集中的にTNRを行う
「TNR地域集中プロジェクト(熊本・みやま・宮崎・大阪)」
どうぶつ基金がこのようなプロジェクトを実施できるのも、
皆様からの温かいご支援があってこそです。
どうか、これからも殺処分ゼロ実現のために
ご支援をよろしくお願いいたします。