10月TNR地域集中プロジェクトみやまご報告!
いつもどうぶつ基金を応援いただきありがとうございます。
10月6、7、8日の3日間
どうぶつ基金は福岡県みやま市で7回目となる
TNR地域集中プロジェクトを実施しました。
私たちは、全国から届く「待ったなし」の要望に応えるべく、
徹底した感染防止対策の元、昨年度は3拠点、今年度は
熊本、みやま、宮崎、大阪の4拠点で毎月TNR地域集中プロジェクトを続けています。
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地域集中プロジェクトみやま、10月のご報告
4名の獣医師が参加し、実施いたしました。
【10月6、7、8日】
どうぶつ基金獣医:山口(院長)、吉田、佐藤、石川
ボランティア:10/6:25人、10/7:26人、10/8:24人
手術数
オス:124匹
メス:170匹
メス(妊娠):4匹
耳カットのみ:4匹
※ 耳カットのみとは:麻酔後、ワクチン投与・ノミダニ駆除・耳カットをしたが、手術前に
不妊手術済であったことが獣医により確認されたため手術を行わなかった猫のことです
総数:302頭
堕胎数:12 死亡:1頭
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運ばれた猫の頭数(すべて行政枠)
みやま市:29
柳川市:30
大牟田市役所:41
久留米市:30
筑紫野市:9
南関町役場:12
大川市:23
宗像市:22
新宮町役場:7
下関市:29
福津市役所:10
那珂川市役所 :9
長洲町:5
広川町役場:10
八女市:15
太宰府市:5
小郡市役所生活環境課:16
計:302頭
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10月は302頭のさくらねこが誕生しました。
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手術を待つ三毛猫ちゃんです。
さくらねことしての新しい生活が幸せでありますように祈るばかりです。
獣医師の皆様、ボランティアの皆様、活動を支えてくださる皆様、
いつも本当にありがとうございます!
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【みやま実行委員会より】
どうぶつ基金病院みやまです。
全国のサポーターのみなさま、地域集中TNRプロジェクト10月も
みなさまのご支援のおかげで302頭にのぼる沢山の猫たちに
不妊手術をすることができました。
心から感謝申し上げます。
10月の手術ではメスの妊娠頭数が302頭中4頭、
TNRするには絶好の季節です。
昨年の筑後会場での妊娠率の推移を見ますと11月12月1月の妊娠率は
0%から3%と低い水準になっています。
猫にとって手術の時間も体への負担も少なくなり獣医師の先生方も
堕胎という辛い思いをしなくて済みます。
いつか、ある獣医師の先生が言っていました。
本当は堕胎なんかしたくない。
どんな小さな命であっても全ての命を救ってあげたい。
しかし、過酷な外で生まれては死んでいく可哀想な
外の猫たちの現実がある。
この言葉が胸に突き刺さりました。
獣医師の先生たちはメスを握って現実と向き合いながら
その大役を担ってくださっています。
私たちボランティアも相談者のみなさんもそのことを
重く受け止めなければならないと思う次第です。
11月も命の現場で気を引き締めて頑張らせていただきます。
全国のみなさま沢山の猫たちを救うため
引き続きご支援をどうかよろしくお願いします。
【どうぶつ基金スタッフより】
10月のみやまの妊娠率は2%でした。
これまでの推移を見ると、2021年度の筑後での状況と類似しています。
10月は妊娠率が2%でした。
10月から2月までの間に多く猫に不妊手術ができれば
2023年度の状況は大きく変わるはずです。
一緒に頑張りましょう。
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どうぶつ基金病院みやま実績
4月:284頭
5月:397頭
6月:348頭
7月:394頭
8月:259頭
9月:346頭
10月:302頭
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累計:2,330頭
【11月・12月のご案内】
11月10、11、12日
12月8、9、10日
★★ボランティア獣医師・協力病院を募集しています★★★
私たちと一緒に猫問題を解決しましょう!
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4都市で集中的にTNRを行う
「TNR地域集中プロジェクト(熊本・みやま・宮崎・大阪)」
どうぶつ基金がこのようなプロジェクトを実施できるのも、
皆様からの温かいご支援があってこそです。
どうか、これからも殺処分ゼロ実現のために
ご支援をよろしくお願いいたします。