2017年度活動報告書が完成しました。
2017年度活動報告書が完成しました!
一つ一つの命を大切に。
皆様へ、
どうぶつ基金の活動に日頃よりご関心をお寄せいただき、ありがとうございます。
いつもどうぶつ基金と共に歩んでくれるボランティアさん、獣医さん、行政職員さんをはじめ、ご支援、ご寄付をいただくすべての皆様に大きな感謝の気持ちを込めて2017年度の活動報告書をお届けします。
2016年度、行政による猫の殺処分数は45,574頭でした。前年が67,091頭ですから、殺処分数は2万頭以上減りました。10年前は約23万頭の猫が殺処分されており、毎年約2万頭処分数が減り、このまま2万頭ずつ減れば2019年度は殺処分ゼロが達成できる勢いです。
ここまで急速に猫の殺処分数が減った一番の要因は全国でTNRが進んだことです。また譲渡数が増えてきたことも要因です。これはボランティアさんたち一人一人がコツコツTNRを行い、再譲渡のためにセンターから引き取りを行ってきた成果と言えます。
一方、法改正により行政が引き取りを拒否できるようになり、センターでの引き取り数が大幅に減少しました。引き取り数が減れば一時的に殺処分数も減るわけですが、じっさいには不妊手術をしていないノラ猫を野に放つことになり、結果ノラ猫は増え、苦情も増えるというしっぺ返しがすぐにやってきます。保護の必要がなく自立している猫の引き取りを拒否することは賛成です。しかし不妊手術をして元いた場所に戻す、つまりTNRを行わないと問題は解決しません。私たちは問題の抜本的解決にはTNRが最も有効であることを再認識し、一頭でも多くのさくらねこを増やすことに専念しました。
そんな思いで活動を続けた結果、2017年度、どうぶつ基金のさくらねこ無料不妊手術は22,555頭におよび、殺処分ゼロがいよいよ現実になってきました。
どうぶつ基金は、ゴールが見えてきた今こそ焦らず、一つ一つの命を大切に、丁寧な活動で殺処分ゼロを実現したいと思います。引き続きご支援とご指導を賜りますよう、よろしくお願いいたします。
ダウンロードはこちら
またどうぶつ基金HPからも資料請求をして頂けます。
資料請求ページはこちら
どうぶつ基金では、今年度15,000頭のさくらねこ無料不妊手術を実施します。
さくらねこTシャツや、さくらねこファイル、ポストカードなど、 寄付つきグッズが豊富にそろっています。
日々どうぶつ基金の活動にご協力を賜りありがとうございます。
今後とも何卒ご支援の程お願い申し上げます。