プレスリリース:人口わずか9人、猫なんと210頭! 瀬戸内の猫島「青島」で全頭に無料で出張TNR不妊手術を行います。

猫の楽園としてyoutubeやテレビで世界的に有名になった愛媛県の青島で公益財団法人「どうぶつ基金」(兵庫県)は島の猫全てに無料で出張不妊手術を行います。ぜひ取材をお願いいたします。殺処分ゼロを目指して全国で7万頭の無料不妊手術を行う公益財団法人どうぶつ基金が、 9月5,6日、 世界的に有名な猫島、 愛媛県の青島で、 さくらねこTNR無料不妊手術を行います。 青島の人口は9人(8月現在)、 平均年齢も75歳以上と高いため、 会は昨年7月、 将来的な世話が難しくなることを理由にすべての猫の不妊去勢手術を求めていました。


青島には推定210頭の猫が棲んでいます。 これまでにも愛媛県獣医師会や地元ボランティアらにより、 80頭の不妊手術が行われていますが、 今も未手術の猫が100頭ほどいて繁殖を繰り返しています。 メディア等で「猫の楽園」と紹介され、 世界中から猫好きが集まる青島ですが、 島を訪れた方から、 猫の将来を危惧し、 TNR不妊手術を求める声がどうぶつ基金に多く寄せられていました。

じっさいに島に行って連絡船を降りると早速、 猫たちが世界中から集まった観光客に集まってきます。
これだけたくさんの猫にフレンドリーに寄ってこられると猫好きとしてはたまらなくうれしい気持ちになるのですが、 一頭一頭をよく観察すると、 ケンカで傷ついた猫や虚弱な猫も多くみられました。

青島の猫は島民による「青島猫を見守る会」(会員数3名)が世話をしていますが、 青島の人口は9人(8月現在)、 平均年齢も75歳以上と高いため、 会は昨年7月、 将来的な世話が難しくなることを理由にすべての猫の不妊去勢手術を求めていました。
今回の一斉TNRによりすべての猫への不妊去勢手術が成功すれば、 青島の猫たちはこれ以上増えることなく将来的には減っていきます。
一代限りの命を健気に生きる青島の猫たちを温かく見守っていただければと思います。

※期間中は、 本事業関係者の乗船が優先予約されていますので、一般の方の乗船は極めて困難になります。 また猫は捕獲されるため島に渡っても猫に会える機会も少なくなります。
観光客の方はこの期間(9月3日から7日)を避けて来島されることをお願い申し上げます。

全国から殺到する無料不妊手術の依頼に資金が追い付きません。
あなたの力を貸してください。
公益財団法人どうぶつ基金
★さくらねこ無料不妊手術のためのご寄付のお願い
https://www.kifukara.jp/form/doubutukikin/monthly/

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